マガジンラック

(平成30年1月)

クリニックを開設する際に、待合室用に1台のマガジンラックを購入していたのですが、子供用の本が増えてきたのと、やはり高さのあるマガジンラックは手が届きにくいということ、既製品で良い物が見つからなかったため作成しました。

1.マガジンラックの設計

はじめに、現在のマガジンラックを参考にして、本の高さや厚みから、幅や高さを調整して図面を書いてみました。

市販の板を、さーっと切ってもらって、3カ所の本を入れられるスペースを設けるっという感じです。

実際には、ホームセンターで売っている木材から効率よく切り出しをするために、微調整をしました。

本来、本棚の横板は割れないように繊維を横にするのですが、小さい本棚なのと切断の手間を考え、縦に繊維が入っています。

2.内側の組み立て

内側のパーツを木工用ボンドで接着しました。

あとは、両側の板を張り付けてネジで止めるだけ、といきたいところですが、板を乗せてみると隙間が空いていることに気がついたので、隙間がなくなるように、やすりとサンドペーパーで削っていきます。

3.側板の接着

側板を接着する前に、少し後ろに傾斜を付けるように斜めにした、内側のパーツの輪郭を、側板の両面に鉛筆でなぞりました。これにより、本が前に倒れないようにする丸棒の位置決めと穴開け、後で固定するネジ止めの穴開けが簡単になります。組み上がったあとで、穴を開ける位置を出すのは大変なので。

丸棒の長さは、横幅+1cmにしているので、側板に6mmの深さの穴を開けておきます。

組み上がったとことで、側板の出っ張りが気になり、片方だけのこぎりで切ってみました。すっきりするので、もう片方もきって、丸みを付けるのにやすりとサンドペーパーで磨いておきます。

4.ねじ止めと塗装

このままの色合いでも良かったのですが、耐久性と見栄えをかねて、塗装をすることにしました。下地処理をするとネジ止めの場所が分からなくなるので、ここでネジ止めも行います。ねじ穴を開けた後、プラスドライバーでねじ山が隠れる程度に斜めのくぼみを付けました。

塗装のポイントは下地処理ですので、広い面はサンダーを使って200番と400番のサンドペーパーで磨いていきました。細かい部分は、木片にサンドペーパーをまき付けたり手作業で磨いていきます。

磨き終わったら、刺激臭の少ないウレタンニスを塗っていきます。使ったのは、和信ペイントさんの水性ウレタンニス・けやき色です。一回で分厚く塗ると気泡や塗りむらが出来るので、薄めに塗っては乾かしてサンドペーパーで表面のざらつきを無くしていき、3回重ね塗りするとピカピカで色が濃くなっていきました。

丸棒の部分は、少しサンドペーパーで強めに磨いて色を落としています。

5.仕上げと設置

十分に乾かしたらネジ穴隠しに同色の丸いシールを貼っていきます。今回はがたつきなく出来たのですが、床に傷が付かないように、フェルト付きの足を付けました。結構するどいピンで刺さるのですが、ここで木が割れては元も子もないので、ピンが刺さる場所には下穴を開けておきました。

最後に設置してみて、手すりとの干渉もないことを確認し出来上がりです。

色も良く、良いできばえ。これなら自作したとは気がつかれないでしょう(笑)